LBD2は前作のLBDと同じく、ブリティッシュスタックアンプのトーンデザインを踏襲しています。ローゲインセッティングではミッドのバイト感あふれるクランチサウンド、ハイゲインセッティングではよりシャープできめの細かいドライブサウンドとなります。ハイカットフィルターとして機能するトーンコントロールと全体のレベルを調整するボリュームコントロール、ペダル上部に設匿されたミッドスイッチと組み合わせて最適なバランスが得られます。ミッドスイッチは中域の強さをコントロールします。フットスイッチ側からDCジャック側にかけて3段階で中域をプッシュしたトーンセッティングとなります。バックパネルを取り外すと基板に設置されたスライドスイッチが確認できます。このスライドスイッチでエフェクトの駆動電圧を 9V⇔16Vに設定出来ます。LBD2は9Vの内蔵バッテリーおよび外部電源で使用できますが、昇圧型のdc-dcコンバータが内蔵されておリ9Vを16Vに昇圧して使用することが可能です。9Vに比べ16V駆動ではヘッドルームが広がることでワイドダイナミックレンジとなり、コンプレッション感も小さくなります。16Vで使用する場合には電源の消費電流が大きくなる為、供給の安定した外部電源での使用を推奨します。